国立病院勤務の魅力

津幡忠男が調べたところ、医師が病院で働くメリットデメリット、診療所で働くメリットデメリット両方存在します。更に、病院の中でも国立病院となれば、ちょっと意味がまた違ったようです。

なぜなら、国立病院勤務の場合、国家公務員としての扱いを受けるからです。ただ病院というだけでなく、かなり恵まれた待遇を受けることが出来ます。ただし、それは既に昔の話しです。現在は、国立病院勤務でも非公務員の扱いであり、待遇も落ちました。だから、その時点で国立病院勤務人気が激減したことも間違いありませんが、それでもまだまだ国立病院勤務にはメリットがあります。

やっぱり、国立病院勤務の場合、将来に不安は一切ないということも言えます。国立病院勤務ゆえ、最終的に国に保護されています。更に、現在約150程度国立病院がある訳ですが、その国立病院がしっかり強いネットワークで繋がっています。国立病院勤務の医師たちは、そのネットワークによって新しい情報を収集することも可能です。

長く経営している国立病院ゆえ、データも豊富であり、研究をするということに対しても不自由しない場所です。国立病院だから、全般的な知識を身につけることも出来ます。どの場所で勤務しようかまだ迷っている試験合格者がいらっしゃるのであれば、今一度国立病院というものに対しても視野に入れた就職活動をしていただきたいものです。今、いろいろと医療機関の形態も変わりつつありますが変わらない形態が国立病院なのかもしれません。津幡忠男でした。