高齢化社会のための、総合診療

津幡忠男は考えました、求めている医師とは一体どういう存在なのでしょうか・・・。医師としてピカピカに輝き続けるためには。

その一つの方法は専門医の資格取得と言われています。現在新しい準備が進んでいます。日本医師会、日本医学会、全国医学部長病院長会議などと言った団体によって作られている第三者機関が学会に代わり、専門医制度を統括しようとしている。

20年度あたりからは新制度による専門医が誕生する見込みとなっています。新しく出来る専門医制度において、おそらく総合診療という項目が含まれると思います。

 

各科で現在、即対応出来ない患者さんというものを多く抱えてしまっている現実があります。もし、この新制度によって、総合診療という概念が加われば、患者さんのスクリーニングをすることも可能です。

今、私達は現代社会で意識しなければならない問題は高齢化社会です。高齢化社会と共に在宅治療をも行うことを意識していかなければならないのです。病院は、在宅という意識と積極的に向きあう必要があります。そのために、医者は、医薬分業と言う形で、薬剤師が、薬局が意欲的に向きあいつつあります。

 

更にいえば、医者と、看護士が、薬剤師が、ヘルパーさんまでもがしっかり手を結び合っていかなければいい医療機関の未来を形成することは出来ません。

ここでは、総合診療の力を入れる、中規模クラスの病院の存在価値に津幡忠男は期待したいです。今のままでは、高齢化社会に立ち向かうことはまだまだ不可能です。